見読食遊(みどくたゆう)

期間限定のファストフードを試したり、映画を見たりゲームをしたり、本を読んだりしているブログです。

FF15ストーリー感想

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身内がFF15を買いました。
最初からラストまでをプレイして見せてくれました。
ストーリーは全部見たけどプレイはしてないので、そういう視点からの感想だとご理解のうえお読みください。

 

全体

・音楽と映像は神。技術スタッフには文句なしの賞賛を送りたい。
・ストーリーは正直に言うと、50-60点。演出や話の運び方にだいぶ問題があると思う。急いでつくったとわかる。
・クソゲーとは思わなかったけど、そう言いたくなる人もわかるぐらいの出来。FFのナンバリングと考えると余計に厳しい。

 

キャラクターについて

前々から言われてたことですが、主役四人の衣装が本当にひどいですね。
ださいとかいう以前に、世界観に合ってない。すごく浮いてる。なのに「王子の戦闘服」「警護隊の服」と言われても・・・って感じです。あとノクティスの前髪が長すぎて不自然に感じました。目のあたりが暗すぎて陰キャに見える・・・
キャラの性格は、個人の好みがあるでしょうが・・・。
・ノクティス→王子じゃなく男子高校生と見るとしっくりくる。服装があれで、言動にも王族感はまったくないです。しかしラストまで見たら、「よくがんばった・・・」と好意的に見ることができました。悪い子ではないです。
・グラディオラス→兄貴キャラかと思ったらそうでもなかったです。「王の盾」とかいうわりに体を張ってる感があんまりないし、ノクティス王子を護る気迫とか覚悟もまったく感じられず。途中、なぜか離脱したと思ってきたらあっさり帰ってきて、そんな簡単に離れていいのか?なんて思いました。精神的にも兄貴感はなくて、格好もあいまってチンピラ感が結構出てました・・・。せめて言葉遣いぐらい丁寧だったら違ったかもしれませんが・・・
・イグニス→いわゆる鬼畜眼鏡ってやつなのかと思ったら、全然違いました。ものすごくお母さんっぽいキャラで、物腰柔らかです。ふつうにいい人って感じです。あと不憫。
・プロンプト→声が無理でした。映像と声の乖離が激しすぎました。声優さんにはなんの恨みもないですしキャラ的には悪い子じゃないのですが、とにかく声が気持ち悪くて無理でした。

 

この四人が中心といえば聞こえはいいのですが、逆に言うとこの四人以外はほぼ空気です。
ヒロインや敵ボスさえも空気です。敵国皇帝なんか、ひどい退場の仕方をします。

 

ストーリー

これは「国と父を失った王子が仲間とともに敵を倒す話」じゃなくて、「仲間と一緒に楽しく旅をしていた青年が、なりゆきで星を救う話」・・・という感じです。
ぶっちゃけ、王族とか国とかほとんど関係ないです。ほんとに現代を舞台にすればよかったと思います。
へんにファンタジーと現代みたいなのをくっつけようとしたからボロボロになってるんだと思います。
国を失ったとか、亡国の王子になったわりに主人公は脳天気だしお忍びなんてしてないし、ずっとウェイウェイしてます。
なんでそうしなきゃいけないのかよくわからないまま旅に出て、よくわからないまま「王の力」を集めるはめになる。
世界が危機に陥る予兆みたいなのも、イベントじゃなくて会話の中でさらっと流される。
話の運び方や演出が、だいぶまずかったですね。省略とか説明不足が多すぎたように思います。
たぶん時間がなかったんでしょうね。ボス戦もほとんどイベントみたいな感じなのにはびっくりしました。
キャラの会話自体は軽妙でテンポがいいです。だからシリアスに向いてないというのもあるのですが・・・。
あと映画見てなきゃわかりづらいとか、突然に感じるとか、そういう分割商法も好きじゃないです。ゲームだけでつくりこんで、、もっと見たいと思わせてほしい。

ラストは悪くなかったです。でもラストだけよくても・・・という。

 

ファンタジーと現代なんていかにも難しそうな組み合わせだから、才能のあるクリエイターが必要だったと思います。
素人でもわかるアラが多すぎ、ボス戦などもほぼイベントでシステムつくりこんだわりに活用されてない・・・ってなると相当急いでつくったんだと思います。
でも野村氏が十年かかっても完成させられなかったものを、引き継ぎ後に完成させたというところで田端ディレクターはよくがんばったのではないでしょうか・・・。
田端ディレクターを責める気にはなれませんね。

最初から田端ディレクターにして、じっくり作ってたらかなりいいものになったんじゃないかと思います。

 

FFスタッフ自体は有能だと思うので、才能を持った脚本家を迎えて、がっつり作ってみてほしいです。
スクエニはいい加減、体制から見直したほうがいいんじゃないでしょうか。

もう映像と音楽だけで押し切ることはできないと思うのですが・・・