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見読食遊(みどくたゆう)

期間限定のファストフードを試したり、映画を見たりゲームをしたり、本を読んだりしているブログです。

攻殻機動隊 新劇場版(2015年公開)

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あらすじ:

西暦2029年3月、格下げを不服とした防衛相課員が、政府要人ら数十人を人質に国会議事堂内で籠城する事案が発生する。公安9課の荒巻部長は、200人規模の警官隊で現場を包囲するが、草薙素子総理大臣補佐官の藤本修から直接出動命令を取り付け、7人の独立部隊で議事堂内に突入する。部隊は首謀者たちを拘束し、人質を解放するが、ゴーストハックされた人質数名が武器を使い、犯人たちを殺害してしまう。同時刻に、総理大臣の藤本彰が会談中に爆弾によって暗殺される事件が発生する。会談に同席していた草薙のかつての上官クルツ中佐も爆発に巻き込まれて死亡する。

 

個人的評価:★★★☆☆(★3.5ぐらい)

 

世界的にも有名な攻殻機動隊シリーズの最新劇場版。
攻殻は「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」、神山監督のTVシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」1~2期、「イノセンス」と見ています。(「攻殻機動隊ARISE (GHOST IN THE SHELL ARISE) 」はまだ見ていません)

そんな状態で本作。

ネタバレなしの感想を書きます。

 

内容として面白いのは間違いないです。

すごくざっくりいうと、電脳と擬体が当たり前になっている世界で、その電脳と擬体の「規格」が問題になっていく。
「規格」が変わってしまえば、旧式を使っている人たちはただただ取り残されていく。けれど技術が急速に発達する中、「規格」がどんどん新しくなっていくのは止められない。企業や政府の思惑が入り組んでいく。
そんな中、総理大臣が暗殺される。同時に、電脳をハッキングするウイルスの存在が確認され…という流れです(※ブログ主の主観なので、勘違いや間違いがあるかも)
設定も緻密で、展開にもひねりがあって面白い。
あと、これまでの攻殻シリーズを見ていなくても、ざっくりと世界観を知っていれば楽しめる…と思います。
ですが、設定が緻密すぎて、作中で出て来る企業名や人名を覚えきれないところも正直ありました…。これが小説ならば、読み返したり、人物紹介欄を賛頌したりして楽しめたでしょうが、映像だとそうはいきません。

SF慣れしてないときついかも…?

SF慣れしておらず、多い情報量を一気に飲み込むのがきつい人だと、ついていくのが厳しいかも…。自分はそうでした…。
面白いには面白いのですが、DVDなどでじっくり見たほうがいいかなと思いました。

 

他、個人的な好みとか

個人的な好みでいえば、音楽が合ってないように感じました。
これまで攻殻シリーズを手がけてきたコンポーザーがそうそうたる顔ぶれだったわけですが*1、今回の担当者さんはよくも悪くもまったく別の畑の人のようで。それ自体は悪いことではないと思います。
ですが、シーンや世界観に合ってなくて、緊迫感が殺がれたり、音が軽い・ポップすぎるかなと感じることが多かったです。
今回の担当者さん自身、アニメははじめてだったそうですね。しかもそれが攻殻シリーズとなれば、仕方のないことなのかもしれませんが…。

これはこの作品に限ったことではありませんが、ちゃんとプロの声優さんで統一してほしいと思います…。
脇役とはいえ、プロでない方(有名人)が演じているとすぐにわかるし、そこで一気に没入感が殺がれるんですよね…。

アニメ製作はとても多くの方が関わるそうなので、統一するのは大変なのかもしれませんが…。惜しいなあ、とつくづく感じたのでした。
今度は「攻殻機動隊ARISE (GHOST IN THE SHELL ARISE) 」のほうでも見てみようかな。